[レポート] AWS Mainframe ModernizationでメインフレームワークをWell-Architectedに沿ったAWS環境に移行できることを学びました #AWSreInvent #ENT308

[レポート] AWS Mainframe ModernizationでメインフレームワークをWell-Architectedに沿ったAWS環境に移行できることを学びました #AWSreInvent #ENT308

Clock Icon2023.11.28

こんにちは!AWS事業本部のおつまみです。

皆さん、re:Invent盛り上がってますか?

今回はre:Invent2023のワークショップ Build well-architected mainframe applications on the AWS Cloud に参加してきたので、内容をご紹介します!

ワークショップの概要

タイトル

AWS Mainframe Modernization: Build well-architected mainframe applications on the AWS Cloud

概要

In this workshop, work with a legacy COBOL application that has already been modernized into a Java Springboot application using AWS Mainframe Modernization Automated Refactor with AWS Blu Age. Experiment with how the transformed application adopting AWS well-architected design principles and running on the AWS Mainframe Modernization service can be secure, scalable, compliant, and streamlined for DevOps. You must bring your laptop to participate.

このワークショップでは、AWS Mainframe Modernization Automated Refactor with AWS Blu Age を使用して Java Springboot アプリケーションにモダナイズ済みのレガシー COBOL アプリケーションを使用します。AWS のよく設計された設計原則を採用し、AWS Mainframe Modernization サービス上で実行される変換されたアプリケーションが、どのようにセキュアで、スケーラブルで、コンプライアントに準拠し、DevOps のために合理化されるかを実験します。参加にはノートパソコンの持参が必要です。

スピーカー

  • Arunkumar Selvam
  • Souma Ghosh

レベル

300

利用するAWSサービス

Amazon CloudWatch, AWS Identity & Access Management (IAM), AWS Mainframe Modernization

そもそもAWS Mainframe Modernizationって何?

AWS Mainframe Modernizationは2021 年 11 月の re:Invent で発表されたオンプレミスのメインフレームワークロードをAWSの可用性が高いマネージドなランタイム環境に移行してモダナイズできる唯一のプラットフォームです。

詳細はこちらのブログをご参考ください。

このサービスを利用することで、いにしえのメインフレームワークをAWS Well-Architectedに沿ったアプリケーションに移行することができるようです。

「えっ、メインフレームワークロードをAWSへ移行できるの...?」

とサービスを知らなかった私はびっくりし、re:Inventでハンズオンがあることを知ったので早速やってみました!

ワークショップの内容

事前に下記のリソースがAWS Mainframe ModernizationでAWS Blu Ageエンジンを使用してデプロイされていました。

なおAWS Blu Ageエンジンとは、新しい Web フレームワークとクラウド DevOps のベストプラクティスを活用して、レガシー言語アプリケーションをアジャイルな Java ベースのサービスに自動的に変換できるエンジンです。

これに対して、下記のデモを実行しました。

  1. リファクタリングされたアプリケーションの開始する
  2. AWS Well-Architectedに沿っていることを確認する
  3. AWS Mainframe Modernizationで構築されたアプリケーションをテストする
  4. 自動デプロイに CI/CD パイプラインを使用する
  5. インスタンスの自動スケーリングを実行する
  6. ロールベースの統合ができることを確認する
  7. AWS CloudWatchダッシュボードで可観測性を確認する

コンソール画面の紹介

このサービスを触った方がない方も多いと思うので、コンソール画面を紹介したいと思います。

AWS Mainframe Modernizationは環境→アプリケーションの順番で構築されます。

まずは環境の画面です。
ここでは使われているエンジンバージョンやアプリケーションの状態を確認できます。

次にアプリケーションの画面です。
ここではデプロイのバージョンやアプリケーションに設定されているIAMロールやログを確認できます。

なお、与えられたDNSにアクセスするとこのようなアプリケーションが表示されました。(いにしえみを感じる。。)

この環境・アプリケーションに対して、CI/CDや自動スケーリングを行うことでWell-Architectedに沿ったAWSサービスとの統合ができることを学びました!

最後に

今回のワークショップで、AWS Mainframe Modernizationを触ってみました!

初めて触ったサービスでしたが、メインフレームとの統合をよく考えられた面白いサービスだなと思いました。
なかなか触ることができないサービスだったので、今回ハンズオンができてよかったです。

メインフレームを利用中の方はAWSへ移行を検討する際にこのようなサービスがあることを視野に入れていただければと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!
どなたかのお役に立てれば幸いです。

以上、おつまみ(@AWS11077)でした!

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